ビタミンB1とは?効果・不足・多い食品を管理栄養士がやさしく解説🌿疲労回復と糖質代謝を支える栄養素

目次

📝今回のテーマ

ビタミンB₁(チアミン)は、
糖質をエネルギーに変えるために欠かせない水溶性ビタミン

1910年、鈴木梅太郎博士が米ぬかから抽出し、
脚気を防ぐ成分として発見された、
世界で最初に見つかったビタミンでもあります。

「疲れやすい」「頭がぼーっとする」
そんなときに関わっているのが、このビタミンB₁なんです🌿


🔥 ビタミンB₁の主な働き

⚡ 糖質をエネルギーに変える

ビタミンB₁は、体の中で
「チアミン二リン酸(TPP)」という補酵素になり、
糖質(ブドウ糖)をエネルギーに変える反応をサポートします。

ごはん・パン・麺などの糖質をしっかり使えるようにする“点火スイッチ”

🧠 脳と神経の働きを支える

脳のエネルギー源は糖質だけ。
その代謝を助けることで、

  • 集中力
  • 思考力
  • 神経の働き

を正常に保ちます。

💪 疲労回復

糖質がスムーズにエネルギーに変わることで、
疲労物質(乳酸・ピルビン酸)がたまりにくくなり、
疲れにくい体づくりをサポートします。


🍖 効率よくとる方法とおすすめ食品

ビタミンB₁は 体に貯めておけず、数時間で排泄されるため、
こまめにとることが大切です。

🥇 ビタミンB₁が豊富な食品

  • 豚肉(ヒレ・もも・ロース)
  • うなぎ
  • 玄米・胚芽精米
  • 大豆製品
  • そば
  • 落花生

→ 特に 豚肉はビタミンB₁の王様

🧄 アリシンと一緒で吸収アップ

にんにく・ねぎ・にらに含まれる アリシン と結合すると
「アリチアミン」という形になり、吸収率がアップ。

豚肉 × にんにく がスタミナ料理として人気なのは、このため。

🍲 調理のコツ

  • 水溶性で熱に弱い → 煮汁ごと食べられるスープ・みそ汁がおすすめ
  • チアミナーゼに注意(わらび・貝類・淡水魚)
    → 加熱すれば酵素は失活するので安心

⚠️ 不足するとどうなる?

ビタミンB₁が不足すると、
糖質をエネルギーに変えられず、体に不調が出やすくなります。

❗ 脚気(かっけ)

  • 手足のしびれ
  • むくみ
  • 動悸
  • 倦怠感
  • 腱反射の低下

❗ ウェルニッケ・コルサコフ症候群

深刻な不足で起こる神経障害。

  • 眼球運動の異常
  • 歩行のふらつき
  • 記憶障害

❗ アルコールで不足しやすい

アルコールの分解にビタミンB₁が大量に使われるため、

  • お酒をよく飲む人
  • 糖質を多くとる人

は特に不足しやすくなります。


📌 摂取基準(30〜40代)

  • 男性:1.4 mg / 日
  • 女性:1.1 mg / 日
  • 耐容上限量:なし(毒性の報告がないため)

📒 まとめ

ビタミンB₁は、
糖質をエネルギーに変える“元気のビタミン”

  • 脳と神経の働きを支える
  • 疲労回復に役立つ
  • 豚肉・玄米・大豆に豊富
  • にんにく・ねぎと合わせると吸収アップ
  • こまめにとることが大切

毎日の食事で、やさしくエネルギーづくりをサポートしていきましょう✨


こはる

ビタミンB₁は、体のエネルギーづくりを助ける小さな職人さん。
豚肉や玄米、ねぎ類を組み合わせて、元気をチャージしていきましょう☺️

もぐ

ぼくは“豚肉×にんにく”の組み合わせが大好き!
アリチアミンでパワー全開だよ〜💪✨

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この記事を書いた人

ひなた こはる(管理栄養士)
食べることに悩んだ時期があり、栄養を学ぶほどに、“食事はこころにもそっと寄り添うもの”だと感じるようになりました🌿 この場所では、むずかしい栄養の話をふわっとやさしく、日々の“もぐもぐ”が少し軽くなるようなおはなしを届けています🍽️ あなたの毎日に、ちいさなやさしさが広がりますように☺️

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