ヘム鉄と非ヘム鉄の違い🌿吸収率・食品・食べ合わせを管理栄養士がやさしく解説

目次

📝今回のテーマ

鉄には、
動物性食品に多い「ヘム鉄」
植物性食品に多い「非ヘム鉄」 の2種類があります。

どちらも体に必要な鉄ですが、
吸収率や食べ合わせのコツが大きく違う のがポイント。

今日は、2つの鉄の違いをやさしくまとめました🌿


🔍 1. ヘム鉄と非ヘム鉄のいちばん大きな違いは「吸収率」

✔ ヘム鉄(吸収率:23〜35%)

  • 動物性食品に含まれる鉄
  • 二価鉄(Fe²⁺) の形で存在
  • 他の食品の影響を受けにくく、そのままスッと吸収されやすい

効率よく鉄を補給したいときにおすすめ。

✔ 非ヘム鉄(吸収率:約5%)

  • 植物性食品に含まれる鉄
  • 三価鉄(Fe³⁺) の形で存在
  • そのままでは吸収されにくく、
    ビタミンCや胃酸の力で二価鉄に変わると吸収される

食べ合わせがとても大事。


🍽️ 2. どんな食品に含まれているの?

✔ ヘム鉄(動物性食品)

  • レバー(豚・鶏・牛)
  • かつお
  • まぐろ
  • あさり
  • しじみ

貧血予防には特に心強い食品。

✔ 非ヘム鉄(植物性食品)

  • 小松菜
  • ほうれん草
  • 納豆
  • ひじき
  • 切り干し大根
  • のり

→ 日常の食卓に取り入れやすい食品が多いのが魅力。


🍋 3. 非ヘム鉄は“食べ合わせ”で吸収率が大きく変わる

🌟 吸収を高めるもの(促進因子)

✔ ビタミンC

三価鉄を吸収されやすい二価鉄に変えてくれる。
例:レモン・柑橘類・ブロッコリー・じゃがいも

✔ 動物性たんぱく質(MFP因子)

肉や魚と一緒に食べると、非ヘム鉄の吸収がアップ。

✔ 酸味(クエン酸・乳酸)

鉄の溶けやすさを高める。
例:酢の物、レモン、ヨーグルト


🚫 吸収を妨げるもの(阻害因子)

✔ フィチン酸

穀類・豆類の皮に含まれ、鉄と結合して吸収を妨げる。

✔ タンニン

お茶・コーヒー・赤ワインの渋み成分。
食後すぐのお茶は鉄の吸収を下げやすいので、時間をずらすと◎

✔ シュウ酸

ほうれん草などに含まれる。
→ ゆでこぼすと減らせる。

✔ 食物繊維のとりすぎ

ミネラルの吸収を妨げることも。


🧬 4. 体内での鉄の吸収メカニズム

鉄は主に 十二指腸〜空腸上部 で吸収されます。

体内の貯蔵鉄(フェリチン)が少なくなると、
体が「もっと鉄を吸収しよう」と吸収率を上げる仕組み が働きます。

→ だからこそ、毎日の食事で少しずつ補うことが大切。


🌿 効率よく鉄をとるコツ

✔ ヘム鉄をしっかりとる

レバー・赤身肉・かつお・まぐろなどは吸収率が高く、貧血予防に◎

✔ 非ヘム鉄はビタミンCとセット

小松菜×レモン
ひじき×酢
納豆×野菜
など、組み合わせで吸収率アップ。

✔ お茶・コーヒーは食後すぐに飲まない

鉄の吸収を妨げるタンニンが含まれるため、
食後1時間ほどあけると安心。


📒まとめ

ヘム鉄と非ヘム鉄は、
吸収率と食べ合わせのコツが大きく違う のがポイント。

  • ヘム鉄:吸収されやすい(動物性)
  • 非ヘム鉄:工夫次第で吸収アップ(植物性)
  • ビタミンC・動物性たんぱく質と組み合わせると◎
  • お茶・コーヒーはタイミングに注意

毎日の食事に、無理なく取り入れていきましょう🍀


こはる

鉄は“吸収のコツ”を知るだけで、体への届き方がぐんと変わります。
ヘム鉄と非ヘム鉄を上手に組み合わせて、やさしく鉄ケアしていきましょう☺️

もぐ

ビタミンCと一緒に食べると鉄が吸収されやすいんだね。
ぼくもレモンをぎゅっと絞ろう〜🍋✨

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この記事を書いた人

ひなた こはる(管理栄養士)
食べることに悩んだ時期があり、栄養を学ぶほどに、“食事はこころにもそっと寄り添うもの”だと感じるようになりました🌿 この場所では、むずかしい栄養の話をふわっとやさしく、日々の“もぐもぐ”が少し軽くなるようなおはなしを届けています🍽️ あなたの毎日に、ちいさなやさしさが広がりますように☺️

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