📝今回のテーマ
銅(Cu)は、体の中に 70〜100mgほどしかない微量ミネラル。
でもその働きはとても大きく、
鉄の利用・抗酸化・血管や骨の健康・髪色の維持など、
体のさまざまな場所で活躍しています🌿
🌟 1. 銅の主な働き
🩸 ① 鉄の働きを助けて貧血を防ぐ
銅は、肝臓でつくられる セルロプラスミン というたんぱく質と結びつき、
鉄をヘモグロビンに使いやすい形に変えるサポート役。
- 鉄をとっても貧血が改善しない
- ヘモグロビンがうまく作れない
そんなときは 銅不足が隠れていることも。
→ 鉄と銅は“貧血予防のコンビ”。
🛡 ② 抗酸化作用で細胞を守る
銅は、抗酸化酵素 SOD(スーパーオキシドジスムターゼ) の材料。
- 活性酸素を除去
- 細胞の酸化(サビ)を防ぐ
- 老化や生活習慣病の予防に関与
→ 体の“サビ止め”として働きます。
🧱 ③ コラーゲン・エラスチンの生成を助ける
銅は、血管・骨・皮膚の材料となる
コラーゲンやエラスチンの生成に必要。
- 血管を丈夫にする
- 骨の形成を助ける
- 肌のハリを守る
→ 美容と健康のどちらにも大切なミネラル。
🎨 ④ 髪や肌の色(メラニン)をつくる
銅は、メラニン色素をつくる酵素 チロシナーゼ の働きに不可欠。
- 髪の色を保つ
- 肌の色素の生成に関わる
→ 銅不足で髪が色抜けすることも。
🧠 ⑤ 神経の健康を守る
神経伝達物質の代謝にも関わり、
脳や神経の働きをサポートします。
⚠️ 銅の欠乏症と過剰症
❗ 欠乏症(まれだけど知っておきたい)
通常の食事では不足しにくいですが、
不足すると次のような症状が出ることがあります。
- 貧血(鉄芽球性貧血)
- 白血球減少
- 骨の異常・変形
- 髪の脱色・縮れ
- 成長障害
- 神経の異常
🧬 メンケス病(先天性)
銅を吸収できない遺伝性疾患で、
縮れ毛・成長障害・神経症状が特徴。
❗ 過剰症(サプリの摂りすぎに注意)
食事ではほぼ心配ありませんが、
- サプリの大量摂取
- 銅製容器からの溶出
などで過剰になると、
- 肝障害
- 神経障害
- 嘔吐・発疹
などの中毒症状が出ることがあります。
🧬 ウィルソン病(遺伝性)
銅が体内に蓄積し、肝臓や脳に障害を起こす疾患。
🥗 銅が多い食品
🐟 魚介類
- いか・たこ・えび
- カキ
- シジミ
- しゃこ
→ 海の食材は銅が豊富。
🥩 肉類(特にレバー)
- 牛レバー
- 豚レバー
- 鶏レバー
→ 銅だけでなく鉄も豊富で、貧血予防に◎。
🥜 ナッツ・種実類
- アーモンド
- くるみ
- カシューナッツ
→ 間食にも取り入れやすい。
🍫 その他
- ココア(ミネラルが豊富)
- 納豆
- 高野豆腐
→ 和食にも洋食にも取り入れやすい食品ばかり。
🔄 他の栄養素との関係(バランスが大事)
⚖ ① 亜鉛・ビタミンCの摂りすぎに注意
サプリで大量に摂ると
銅の吸収を妨げることがあります。
⚖ ② モリブデンの過剰摂取
モリブデンを摂りすぎると
銅の排泄が増えることがあります。
⚖ ③ 鉄と一緒にとると貧血予防に◎
鉄と銅は協力してヘモグロビンをつくるため、
バランスよくとることが大切。
📏 摂取基準(30〜49歳)
- 男性:0.9 mg/日
- 女性:0.7 mg/日
🤰 妊娠・授乳期
- 妊婦:+0.1 mg
- 授乳婦:+0.6 mg(資料により+0.5 mg)
⚠ 耐容上限量
- 男女ともに 10 mg/日
📒 まとめ
銅は、
鉄の利用・抗酸化・血管や骨の健康・髪色の維持など、
体のあらゆる場所で働く“縁の下の力持ち”。
- 貧血予防のサポート
- 抗酸化作用
- コラーゲン生成
- メラニン生成
- 神経の健康
通常の食事で不足しにくいですが、
亜鉛やビタミンCのサプリの摂りすぎには注意。
レバー・魚介・ナッツ・ココアなど、
身近な食品で自然にとれるミネラルです✨
こはる銅は“鉄の相棒”。
レバーや魚介、ナッツなど、普段の食事で無理なくとれます☺️



ぼくはナッツが大好き!
銅で元気にサビ知らずだよ〜✨


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