水とは?体の60%を占める“第6の栄養素”を管理栄養士がやさしく解説🌿働き・不足(脱水)・水分補給のポイント

目次

📝今回のテーマ

水は、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルに続く
「第6の栄養素」 と呼ばれるほど、生命維持に欠かせない存在です。

体の中をめぐり、体温を整え、老廃物を運び出すなど、
私たちの体を支える大切な役割を担っています🌿


🌟 体内の水分量はどれくらい?

成人の体は 約60%が水分
年齢や性別によって割合が変わります。

年齢・性別水分量の目安
新生児70〜80%
乳児約70%
幼児約65%
成人男性約60%
成人女性約55%(脂肪が多いためやや低め)
高齢者50〜55%(加齢で細胞内の水分が減る)

👉 赤ちゃんはぷるぷる、高齢者は水分が減りやすいというイメージです。


🌟 体の中の水はどこにあるの?

体内の水は大きく2つに分かれています。

🧫 ① 細胞内液(約2/3)

  • 体の水分の約40%
  • 細胞の中にある水

🌊 ② 細胞外液(約1/3)

  • 体の水分の約20%
  • 血液・リンパ液・細胞のすき間の水など

浸透圧によって、これらの水分バランスが保たれています。


🌟 水の主な働き(3つの柱)

🚚 ① 物質を運ぶ

  • 血液の主成分として、栄養・酸素を全身へ
  • 老廃物を尿として排出

🌡 ② 体温を調節する

  • 汗が蒸発するときに熱を奪い、体温を一定に保つ

⚖️ ③ 体内環境を整える

  • 新陳代謝をスムーズに
  • 体液のpHや浸透圧を一定に保つ

水は体の“調整役”として大活躍。


🌟 水分の出入り(インとアウト)

健康な成人では、1日の水分の出入りは 約2.5L でバランスしています。

💧 摂取(イン)

  • 飲み物:1.2L
  • 食べ物:1.0L
  • 代謝水(体内で作られる水):0.3L

🚽 排出(アウト)

  • 尿:1.0〜1.5L
  • 便:0.1L
  • 不感蒸泄(皮膚・呼気):0.9L
    ※外気温が1℃上がると 不感蒸泄は15%増加

👉 不可避尿(最低限必要な尿量)は約500mL。


🌟 水分不足と水分過剰

脱水(不足)

体重の…

  • 1%減少: のどの渇き
  • 2%: 運動能力低下
  • 3%: 唇の乾燥、強い渇き
  • 4〜5%: 頭痛・体温上昇
  • 10%以上: けいれん・失神
  • 20%: 生命の危険

👉 のどが渇いた時点で すでに軽度の脱水


💦 浮腫(過剰)

  • 細胞外液が増えて“むくみ”が起こる状態
  • 心不全・腎障害・低栄養などが原因
  • 水を飲みすぎただけでは基本的に起こらない

🌟 体内の水分を調節する仕組み

体の水分量は、脳の視床下部とホルモンによってコントロールされています。

💧 抗利尿ホルモン(バソプレシン)

  • 腎臓で水を再吸収
  • 尿量を減らして水をキープ

🧂 アルドステロン

  • ナトリウムを再吸収
  • それに伴って水も保持

体は常に“ちょうどいい水分量”を保つよう働いています。


🌟 補足:効率的な水分補給のコツ

🥤 ① のどが渇く前に飲む

  • 運動時・暑い日は特に大切
  • “ちょこちょこ飲み”が基本

🧃 ② 運動時は6%以下の糖分が◎

  • 胃からの吸収が早い
  • 塩分を含む経口補水液も効果的

📒 まとめ

水は、
体の60%を占める“第6の栄養素”

  • 栄養を運ぶ
  • 体温を調節する
  • 体内環境を整える

という大切な働きをしています。

毎日の生活で、
のどが渇く前のこまめな水分補給 を心がけましょう✨


こはる

水は体のめぐりを整える“やさしい栄養素”。
こまめに一口ずつ、体がよろこぶ水分補給をしていきましょう☺️

もぐ

ぼくはお水をちょびちょび飲むのが得意!
体が軽くなる気がするよ〜✨

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この記事を書いた人

ひなた こはる(管理栄養士)
食べることに悩んだ時期があり、栄養を学ぶほどに、“食事はこころにもそっと寄り添うもの”だと感じるようになりました🌿 この場所では、むずかしい栄養の話をふわっとやさしく、日々の“もぐもぐ”が少し軽くなるようなおはなしを届けています🍽️ あなたの毎日に、ちいさなやさしさが広がりますように☺️

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